ミクリッツ症候群の原因と治療方法について
Tweetミクリッツ症候群とは一体どんな病気かというと、唾液腺(だえきせん)と涙腺(るいせん)が痛みを伴わずに、腫脹(炎症などで腫れ上がること)する病気のことです。
このミクリッツには原因が不明なものと、白血病や悪性リンパ腫、結核などが原因であるのもがあります。原因が不明なものをミクリッツ病と呼び、白血病など原因が分かっているものをミクリッツ症候群と呼びます。そのためミクリッツ症候群は独立した病気ではなく、白血病などが原因で起こる症状なのです。
ミクリッツ症候群も原因と症状
原因は先ほども書いたように、白血病、悪性リンパ腫、結核、サルコイドーシスという眼の病気が原因で起こります。これらの悪性な細胞の塊が唾液腺や涙腺にできると腫れがでるのです。 症状は涙腺や耳下腺、顎下腺が腫れますが、痛みはありません。治療と検診
検査では腫脹の場所と広がりを確認するため、MRIや超音波などの画像検査を行います。確定診断には腫脹した組織の一部を切り取って顕微鏡検査を行う必要がありますが、白血病などが原因であると分かっていれば、診断はしやすくなります。 鑑別疾患で重要なのは、ミクリッツ病(最近は良性リンパ上皮性疾患と呼ばれている)や、口と眼の乾きが特徴であるシェーグレン症候群で、これらはとくに中年の女性に多くみられます。長い期間、耳の前やあごの下が腫れているようであればミクリッツ症候群の可能性もありますので、耳鼻咽喉科か口腔外科、上まぶたが腫れているのであれば眼科へ行き受診された方が良いでしょう。
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