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甲状腺腫瘍の原因・症状と治療方法

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甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう)とは一体どんな病気かというと、甲状腺腫瘍には良性の腫瘍とがんがあります。

良性の腫瘍の方はほとんどが濾胞腺腫(ろほうせんしゅ)という、原因不明の甲状腺に出来る痛みのないしこりです。

一方がんの方は、乳頭(にゅうとう)がん、濾胞がん、未分化がん、髄様(ずいよう)がんなどがあります。

症状

乳頭がんや濾胞がんでは甲状腺のはれ以外には自覚症状がないためほとんどは自分では気づかず、健康診断などで発見されるケースがほとんどです。一方未分化がんでは甲状腺のはれが大きく、痛みや発熱も伴います。さらに進行すると呼吸困難などを起こしたりします。

検査と治療方法

首のはれがある場合は甲状腺に関係する腫れかどうか、かかりつけの病院で診てもらい、甲状腺腫瘍とわかったら、甲状腺を専門にする外科医の診察を受けてください。

良性である場合は、とくに甲状腺腫が気にならなければ、そのまま放置しておいてもかまいませんが、時に大きくなったり、濾胞腺腫だと思っていたら濾胞がんであったということもあるので、年に1回は検査を受けましょう。

乳頭がん、濾胞がんの治療は手術が基本で、日本では甲状腺がんのある側の甲状腺と周囲のリンパ節を取り除く手術が行われます。通常は化学療法や放射線療法は行いませんが、肺や骨に転移がある時は甲状腺を全部取り、大量の放射性ヨードを投与すると、がん細胞を破壊することができます。
手術でがんを完全に切除できない時には、超音波断層装置で見ながら細い針を甲状腺に刺し、腫瘍内にエタノールを注入して微小な血管に塞栓(そくせん)を起こさせ、同時に腫瘍細胞も破壊するPEITという方法が行われることもあります。未分化がんには、現在のところよい治療法がありません。

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